Home > ザールブリュッケンでの日記 > ドイツ再統一記念日と市民フェスト
ザールラント州立劇場前のトビリシ広場に設置された特設ステージには何組ものアーティストが出演しており、昼夜人で一杯だった。
その横、シラー広場は「ツーリストマイル」と称され、ザールラントやラインラント=プファルツ州、フランス・ロートリンゲン地方などの地域的な説明だけでなく、ザール交通やドイツ鉄道(DB)を紹介するコーナーがあった。
ザール川沿いは「ブンデスマイル」と称され、連邦政府関連の幾つかの機関が紹介されていた。中でも連邦参議院、連邦政府、連邦議会はそれぞれ大きな仮設テントが立てられ、紹介されていた。連邦議会では疑似議会が開催され投票なども行われていた。
因みに連邦参議院の制度は、日本のように国民から選挙によって選ばれるのではなく、ドイツ各州の人口に応じて議席数が割り当てられ、州政府の代表者によって構成されている。例えばバイエルン州は6議席、ベルリンは4議席、ザールラント州は3議席など。そして通常は州首相や州政府大臣が出席し、任期もなく、また審議する法案内容によって参加する代表者が入れ替わるシステムとなっている。
トビリシ広場の特設ステージ |
トビリシ広場の特設ステージ |
ツーリストマイル |
ツーリストマイル |
ツーリストマイル |
「連邦政府へようこそ」の横断幕 |
連邦参議院の仮設テント |
連邦参議院の仮設テント |
連邦参議院の仮設テント内 |
連邦参議院の仮設テント内 |
ザール川沿いには写真パネルが展示された |
写真パネルの一枚 |
連邦政府の仮設テント |
連邦政府の仮設テント |
連邦政府の仮設テント内 |
連邦政府の仮設テント内 |
連邦議会の仮設テント |
連邦議会の仮設テント内 |
連邦議会の仮設テント内 |
連邦議会の仮設テント内 |
旧東ドイツに関する仮設テント |
「ベルリンの壁は何処にあったか」多くの人が解答していた |
アルテ・ブリュッケ橋を渡った対岸、フランツ=ヨーゼフ=レーダー=通りは「レンダーマイル」と称され、ドイツ連邦各州のテントが立ち、それぞれの州をアピールしていた。その方法も様々で、政治的なことを紹介している州もあれば、食べ物や特産物を紹介・販売しているところもある。バイエルン州は、仮設ビアホールを建てて紹介していた。
アルテ・ブリュッケ橋を渡ったところにはブランデンブルク門のミニチュアが設置され、多くの人がその中を通ったり、その前で写真を撮っていた。ここでは年配者にインタビューしているのを何度か目にした。また州議会場の横にはBild紙から贈られたベルリンの壁が展示され、それに触れる人や写真を撮る人が多かった。
そういえばアルテ・ブリュッケ橋は通行者が多く一時一方通行となった。州立劇場などがあるザンクト・ヨハン地区からは通行できるが、逆にザールブリュッケン城などのあるアルト・ザールブリュッケン地区からは通行できず、対岸に渡るにはヴィルヘルム・ハインリヒ橋まで行かなければならなかった。
アルテ・ブリュッケ橋 |
混雑するアルテ・ブリュッケ橋 |
ブランデンブルク門 |
ブランデンブルク門 |
レンダーマイルの仮設テントが並ぶ |
レンダーマイル |
ベルリンの壁(旧西側) |
ベルリンの壁(旧東側) |
再統一記念日の3日(土、祝日)、この日の最高気温は17度で過ごしやすい一日だったが、夜は4度まで冷え、冬の到来を感じさせるような冷たい空気だった。
レンダーマイル |
レンダーマイル |
レンダーマイル |
レンダーマイル |
楽器の演奏 |
楽器の演奏 |
楽器の演奏 |
楽器の演奏 |
展示 |
バスを使っての展示 |