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2011年5月10日 コカ・コーラの日

コカ・コーラの日コカ・コーラは、アメリカのザ・コカ・コーラ・カンパニーが製造販売するコーラの名称であるが、そのコカ・コーラがアメリカで誕生して5月8日が125回目の記念日と言うこと。ドイツ各地でもそれを祝して前日5月7日(土)にイベントが企画され、ザールブリュッケンでも街の中心にある大通りバーンホフ通りでコーライベントが催された。

イベントと言っても単純にコカ・コーラの缶が無料で配られるというもの。ドイツ全土で125周年を記念して、その数字をもじって125万本のコーラが提供されると言うことだった。

そのコカ・コーラがドイツで最初に製造されたのがエッセンで1929年4月8日で、ザールブリュッケンには76年前の1935年にもたらされた。現在はザールブリュッケンのアム・ハルベルクの工場から毎日約1500ケースが市内や周辺のお店に卸されている。

5月7日(土)に偶然、バーンホフ通りを通ったが、そこには多くの人がいてコカ・コーラを飲んでいた。その周辺だけ赤色が目立っている。氷で冷やした缶を順番に配っている。若い男女だけでなく、年配の人の姿もある。もしかするとそれは懐かしい味なのかもしれない。

ところでコーラと言えば、ドイツにはシュペツィというコーラとレモネードをミックスさせた飲み物がある。特に南ドイツで多く見られ、ザールブリュッケンでも一部のお店では飲むことが出来る。コーラよりすっきりした飲み口で人気がある炭酸飲料である。ただ元々はアウグスブルクのビール醸造所ブラウハウス・リーゲレが1956年に製造したものである。現在は13の醸造所に製造権があるということ。

またコーラと言えばコカ・コーラやペプシコーラが有名であるがドイツでも多く製造されている。各スーパーマーケットやビール醸造所が製造している。ザールラント州ではノインキルヒェンで製造されているpiranja-cola(ピラニア・コーラ)と言うものがある。カフェイン含有量が一般的なコーラよりも多く、砂糖は逆に少ないという。ドイツ各地には様々なコーラがあるが、地ビールならぬ地コーラ巡りというのも面白いかもしれない。


コーラの缶

コーラの缶


冷えたコーラを開けて渡してくれる

冷えたコーラを開けて渡してくれる


シンプルなデザイン

シンプルなデザイン


空き缶入れ

空き缶入れ



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