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2009年5月20日 国際グルメマーケット

パンフレット2009年5月16日(土)、17日(日)の両日、ザールブリュッケンの街中、ルートヴィヒ広場で国際グルメマーケット Internationaler Gourmet Markt が開催された。今回で4回目となるその催しは、これまでザールブリュッケンのザンクト・アルヌアル地区で行われていたが、初めて街中で開催されることになった。

また入場料制(4ユーロ)というのも今回が初めてという。会場であるルートヴィヒ広場の中央にはルートヴィヒ教会が建っているが、その教会の右側と後方の広場を囲むようにして仮設の壁が出来ていた。「国際」という名前が付くと大きなイヴェントと想像しがちだが、会場の広さを考慮すると実際はそれほど大きなものではないという印象がある。しかし市長やザールラント州大臣が挨拶をするところをみると、規模よりも意義としては大きいイヴェントなのかも知れない。

出店しているお店は30以上あり、ザールブリュッケンやその周辺地域並びにフランスのお店が多い。それ以外にイタリア、トルコ、日本、タイなど。ドイツのお店は基本的にビオ(オーガニック、有機農産物)のお店となっている。ドイツでは大抵のスーパー、デパートにビオ食品のコーナーがあり、またそれ専門のお店も市内に幾つかある。関心が高く、一般的と言っても良いかもしれない。

会場を訪れてみた。幾つものテントが立ち、教会の裏に位置するところにある大きなテントでは料理ショーなども行われるとのこと。幾つかのお店を回ってみた。試食が出来るお店が多く、試食したあと幾つか購入した。中でも香辛料入りのオリーブオイルは自分にとって最も良い買い物だった。値段は一般的なオリーブオイルよりも高いが、それでも味が非常に良い。料理をする際にこれを使うことが多くなった。もっと数多く買っておけば良かったと思う。

そういえば日本を紹介しているお店もあった。ザールブリュッケンでスシコースなどをされている方のお店だった。そこではお寿司を食べることが出来る。日本人が出すお寿司のお店ということで楽しんだ人も多いに違いない。

翌日の報道を見ると、約1万人の人がこの国際グルメマーケットを訪れたという。おそらく大成功と言っていいものだろう。このイヴェントにおいて身近に感じられる様々な国や地域の料理、そこからさらにそれぞれの文化も同時に感じることが出来れば国際的なイヴェントととして成功したと言えるだろう。個人的には今回のイヴェントを通じ、様々な知らない食品などを知り、また試食・購入も出来、満足した一日だった。


ルートヴィヒ広場の会場前

ルートヴィヒ広場の会場前、ひっそりとしている


会場

会場


会場

会場


会場

会場

会場

会場


会場

会場


料理ショー

料理ショー


お寿司

お寿司


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