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ヴィルヘルム・ハインリヒ橋の場所には、かつてカイザー・フリートリヒ橋があった。1911年に架けられたこの橋の名前は、ドイツ皇帝フリートリヒ3世(1831-1888)に由来する。しかしそれは第二次世界大戦で崩壊。戦後、一時代替橋が架けられ、1968年に鉄筋コンクリートの現在の橋が架けられた。ここはザールブリュッケンで最も交通量の多い場所の一つとなっている。
ヴィルヘルム・ハインリヒ橋の直ぐ側にあるザールクレーンは1761年、シュテンゲルの設計により建設されたが、1784年に破壊され、1856年には完全に取り壊され撤去された。しかし1991年、市民の寄付によってもとの姿に再建された。これはかつてのザール川における商業の繁栄を偲ばせている。
ヴィルヘルム・ハインリヒ橋の名前は侯爵ヴィルヘルム・ハインリヒ・フォン・ナッサウ=ザールブリュッケン(1718-1768)に由来している。彼の時代、建築家フリードリヒ・ヨアヒム・シュテンゲル(1694-1787)によって多くのバロック建築が建設され、現在見る街並みが作られた。またそこにはドイツの首都ベルリンまでの距離を示す碑がある。
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ザールクレーン |
ヴィルヘルム・ハインリヒ橋 |
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ヴィルヘルム・ハインリヒ橋 |
ヴィルヘルム・ハインリヒ橋から |
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ヴィルヘルム・ハインリヒ橋 |
ヴィルヘルム・ハインリヒ橋の碑 |
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別のヴィルヘルム・ハインリヒ橋の碑 |
ヴィルヘルム・ハインリヒ橋の碑 |
ベルリーナー・プロムナーデ Berliner Promenade
ザール川の対岸アルト・ザールブリュッケン地区を望めるベルリーナー・プロムナーデは以前、「ザールテラス」と呼ばれていた。現在は歩行者専用道になっており、幾つかのカフェやベンチで休んでいる人の姿を見かける。また以前はこの通りの下に野菜畑などがあったが、現在は駐車場になっている。というのは、ザール川が氾濫した場合、市内でまず最初に水没するのがこの場所である。駐車場の一部には過去の増水の跡が記録されている。
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ベルリーナー・プロムナーデ |
ベルリーナー・プロムナーデからの眺め |
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ベルリーナー・プロムナーデ |
ベルリーナー・プロムナーデ |
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増水の記録 |
増水の記録 |