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ブレムはモーゼル川の側にある人口約850人の小さな村(地区)。電車(ドイツ鉄道)ではザールブリュッケンから、ネーフもしくはエディガー=エラーまで行き、そこからバスか徒歩(自転車)。ブレムは両駅の間に位置する。ザールブリュッケン中央駅から乗り換えありで約2時間。ブレムには1137年設立され1802年廃止されたシュトゥーベン修道院跡とヨーロッパで最も傾斜(約65度)のあるワイン畑(ブドウ畑)として知られるブレマー・カルモントがある。
まずブライ駅で乗り換える |
ブライの人口は約1,500人 |
ネーフ駅(無人駅) |
ネーフの街、後はワイン畑 |
モーゼル川とネーフの街(人口約480人) |
ワイン畑の側を走るドイツ鉄道 |
エディガー=エラー駅(無人駅) |
エディガー=エラー駅 |
モーゼル川と鉄橋 |
エディガー=エラーの街(人口約1,050人) |
ブレムの街がある場所は、かつて古代ローマやケルト人の入植地だったことが分かっているが、歴史にその名が認められるのは1051年。その後、シュトゥーベン修道院が出来、街は徐々に大きくなるが、1794年にはフランス軍によって占領される。シュトゥーベン修道院は、聖アウグスチノ女子修道会の修道院として1137年に建設されたが、1802年教会財産は没収され、1820年修道院は取り壊された。現在は教会の一部が残っている。
またヨーロッパで最も傾斜(約65度)のあるワイン畑として知られるブレマー・カルモント。そのカルモント山(高さ380メートル)にも、かつてこの地に住んでいたローマ人の遺構が見つかっている。カルモントという名前には二つの意味がある。一つはラテン語で「暖かい山」、もう一つはケルト語で「岩の山」。
この地で採れるブドウからワインが作られ、特にリースリングのワインが有名である。
ブレムの街並み |
ブレムの街並み |
修道院跡への道、モーゼル川の向こうはブレム |
修道院跡への道、右はワイン畑 |
ワイン畑と修道院跡 |
ワイン畑と修道院跡 |
シュトゥーベン修道院跡 |
シュトゥーベン修道院跡 |
シュトゥーベン修道院跡 |
シュトゥーベン修道院跡とブレマー・カルモント |
ワイン畑 |
モーゼル川とシュトゥーベン修道院跡 |
ブレマー・カルモントの文字 |
ワイン畑(左)とモーゼル川(右) |
ブレマー・カルモント |
自転車道・遊歩道 |